今回は「長野着物情報館」を見てくれているみんなに、卒業式で失敗しない袴の選び方を分かりやすく紹介していくね。
私もついこの前まで学生だったから、リアルに「こうしておけばよかった!」ってポイントも混ぜてお話しするよ〜。
袴の歴史と文化的背景
袴は日本の伝統的な装いのひとつで、その起源は平安時代までさかのぼると言われているよ。
当時は宮中の女官や、身分の高い人たちが身につける特別な衣装だったんだ。
その後、時代が進んで明治時代になると、女学生の制服として袴スタイルが広まったの。
レトロな女学生スタイルの写真を見たことがある人も多いよね。
今では卒業式や成人式、謝恩会など「人生の節目」に選ばれることが多くて、伝統と今っぽさの両方を楽しめる和装スタイルとして人気なんだよ。
背景を少し知っておくだけで、自分が着る袴がぐっと特別に感じられるはず。
歴史を知ると、写真を見返したときの満足度もアップするから、オタク気質の私はつい深堀りしがち…。
▼卒業袴の雰囲気が分かる参考画像
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引用元:卒業袴ページ
卒業式で袴を選ぶポイントは「コーデ全体の色合わせ」
卒業袴を選ぶとき、最初に悩みがちなのが「どの色にしよう…?」ってところ。
ポイントは、袴単体じゃなくて「着物・袴・小物・ヘアメイク」をトータルで見て色合わせを考えることだよ。
例えば、明るい色の着物に濃いめの袴を合わせるとメリハリが出て写真映えしやすいし、逆に落ち着いた色同士でまとめると大人っぽい雰囲気になるんだ。
試着のときは、スマホで全身を撮っておくのがおすすめ。あとで見返すと冷静に判断できるよ〜。
代表的な柄モチーフと印象のレビュー
ここからは、ながのちゃん目線で代表的な柄の印象をレビュー形式で紹介するね。
どれもかわいいから、好みやなりたいイメージと照らし合わせてみてね。
- 桜:春らしさ全開の王道柄。やわらかくて可憐な印象にしたい人向け。写真に映ったときもパッと明るく見えるよ。
- 百合:清楚で上品な雰囲気。キリッとした顔立ちの人や、シンプル好きさんに人気のモチーフ。
- 梅:寒い季節に咲く「忍耐」と「希望」の花。落ち着いた配色でも華やかさが出しやすいよ。
- 椿:レトロでモダンな雰囲気が好きな人に◎。赤椿は写真に写るととっても印象的。
- 牡丹:ゴージャス系代表。存在感が強いから、会場でひときわ華やかに見せたい人におすすめ。
- 矢絣(やがすり):昔の女学生スタイルといえばコレってくらい定番。クラシカルで知的なムードを出したい人にぴったりだよ。
- 松竹梅:おめでたいモチーフをぎゅっと詰め込んだ柄。お祝いムードたっぷりで、家族ウケもすごくいい印象。
個人的には矢絣×濃いめ袴の組み合わせが「写真映えもして動きやすい」ので推しコーデです。
ながのちゃん的おすすめコーデ3選(レビュー付き)
ここからは、実際にスタジオで人気だった組み合わせをイメージしながら、ながのちゃんが3パターンをレビューしてみるね。
レビュー①:桜×ピンク系袴で王道かわいいスタイル
淡い桜柄の着物に、少し濃いめのピンクやエンジ色の袴を合わせるコーデ。
写真に撮ると肌がふわっと明るく見えるから、可愛い雰囲気が好きな人には鉄板だよ。
小物は白やゴールドでまとめると、全体が甘くなりすぎず上品に仕上がるのがポイント。
家族からも「らしいね〜」って言われやすい、安心感のある定番コーデって感じ!
レビュー②:矢絣×深緑・紺袴でレトロ女学生風
矢絣柄の着物に、深緑や紺色の袴を合わせたスタイルは、レトロで知的な雰囲気が魅力。
ブーツを合わせると一気にモダンな要素がプラスされて、歩きやすさもアップするよ。
写真映えを狙うなら、ヘアに小ぶりのリボンやアンティーク調のヘッドドレスをオンするのがおすすめ。
キャンパスでのロケ撮影にも相性バツグンで、「THE 卒業式」って感じの1枚が撮れるよ。
レビュー③:椿・牡丹柄×シンプル袴で大人っぽ華やか
柄にインパクトのある椿や牡丹には、無地で落ち着いた色の袴を合わせるとバランスがとりやすいよ。
赤・黒・深紫など、コントラストの強い色を選ぶと、キリッとした大人の雰囲気に仕上がるのがポイント。
写真映えだけじゃなくて、会場で歩いている姿もすごく目を引くスタイルだよ。
「派手すぎたかな?」と不安になるかもしれないけど、写真を見るとだいたい満足度高めなチャレンジコーデです。
最適な予約時期は新作が揃う4月ごろ
卒業袴って「いつ決めればいいの?」ってよく聞かれるんだけど、ながのちゃん的おすすめは4月ごろからチェックを始めること。
というのも、卒業式でレンタルされていた袴が返却されるのが3月末ごろで、4月になるとお店は次のシーズンに向けて新作や人気柄をそろえ始めるタイミングなんだ。
この時期はまだ予約する人が少なめだから、数多くの中からじっくり選べるのがメリットだよ。
カタログがズラッと並んでいるお店を見ると、つい全部試着したくなっちゃうんだよね…。
ただし、卒業式までは約1年あるから、その間に自分の好みが変わる可能性もあるよ。
特にビビッドカラーや個性的な柄を選ぶときは、「1年後の自分が見ても好きでいられるかな?」とイメージしながら決めるのが大事だよ。
不安なときは、お店のスタッフさんや家族、友達にも意見を聞いてみてね。
まとめ:自分らしい1着を見つけて、最高の卒業式にしよう
袴は、歴史ある伝統衣装でありながら、今の自分らしさも表現できるステキなアイテムだよ。
柄の意味や色の組み合わせ、予約のタイミングをおさえておけば、きっと納得のいく1着に出会えるはず。
長野着物情報館では、これからも長野エリアで袴を選ぶみんなの役に立つ情報を、ながのちゃん目線でどんどん紹介していくね。
自分らしい卒業袴を見つけて、最高の門出の一日を楽しもう。
